YouTuber・バーバパパが7年前に公開した「サザエさん」のパロディMVが「現実になり始めてる」と話題
音楽系YouTuber「バーバパパ」(登録者数75万人)が約7年前に投稿した動画が、「現実になり始めてる」と話題になっています。
「サザエさん」のスポンサーがゼロに
バーバパパは、自作EDMのMVなどを投稿する音楽系YouTuber。2020年に公開した「ウ”ィ”エ”」は、BGMに合わせて3DCGで作られたキャラクターの表情が奇妙に変形したり、この世のものとは思えないようなダンスをしたりする不気味な動画で、投稿直後から熱狂的な支持を集め「ヒカキン」(同1890万人)が再現動画を投稿するなど大きな話題となりました。
そんなバーバパパは2017年11月に「東芝がサザエさんのスポンサーを下りてしまった時あるある(ドラムンベース仕立て)」という動画を投稿していました。東芝はサザエさんが放送を開始した1969年から2018年まで約50年にわたってメインスポンサーを務めていたことが知られています。
7年前の動画が「サザエさん」の将来を予言していた!?
動画では「スポンサーが東芝ではなくなるため、ネタが過激になります」という字幕が表示され、波平倒れて登場します。波平は起きたかと思えば体が上半身と下半身で分裂。その後も「作画が糞になります」「話の構成ももちろん糞です」「予算の都合上キャラクターの顔以外はすべてコピペとなります」「クローン家族サザエさんです!」と、同じ服装で顔と背格好だけが変わったサザエさん一家が次々に登場します。
その後も、放送倫理も無視してしまうとして「ハードゲイになりたい」「うるさいババア」などといったワードが飛び交うほか、「製作者がナルトにはまっているため突然バトルが始まります」と話の趣旨まで変えられてしまう始末。「波平は強キャラです」と謎設定も加えられ、波平が2人で飛びかかってきたカツオとタラオを吹き飛ばします。
その後サザエさん一家は本家のエンディングにも登場する家に入っていきますがなぜか家がひしゃげてしまい、「制作・著作 NHK」とフジテレビではなくNHKのロゴが突如登場。さらに最後には「ACジャパン」のロゴとサウンドで動画は終了します。
「サザエさん」といえば、中居正広の女性トラブルの報道を巡ってCM出稿を取りやめられた番組の一つです。
1月12日放送回では8社の企業名がクレジットされていたものの、翌週19日には4社に半減。さらに26日には「西松屋」1社のみとなってしまいました。その西松屋も28日にCMの差し止めを発表し、とうとうゼロとなってしまいました。
動画のコメント欄には数日前から「これに時代が追いつくことあるんだ」「今のフジテレビで思い出してきた あんた天才だよ」「これが現実になり始めてるのが一番おもろい」と驚きの声があがっているほか、「東芝どころか全部スポンサー降りそうなの草」「東芝が降りるところからACに置き換わるとこまで完璧に予言してて怖い」「最後のACがあまりにも予言すぎる」といった声も寄せられています。
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